はじめに
まぁありましたよね、騒動が。
とはいえ、今のところUnityから離脱する気はありません。
Godotの存在は以前から知っていて、触りたいと思いつつ放置していたのでこの騒動を機にGodotに触れようというのがこの記事です。
「Unity使ったことあるけどGodotなんも分からん」って人向けです。
あと、Unityがどうなるか分からないから使えるエンジンの幅を増やしておこうというアレもあります。
そんな感じです。
Godot とは?
Godot(ゴドー)は、オープンソース(MITライセンス)のクロスプラットフォーム対応の2D/3Dゲーム開発エンジンです。
???
簡単に言えば、エンジンのソースコードが公開されてて色々なハードウェア(OS)で動かせるゲーム開発ソフトウェアってことですね。
そんなエンジンに軽く触れていきます。
特徴
使用可能言語
GDScriptというのはGodot独自の言語みたいです。
私としてはC#を使いたい所ですが、何やら言語サポートが完璧ではない?みたいなのでGDScriptを使うべきでしょうか。
せっかくですし。
対応OS
パッと見た感じ、メジャーなOSはカバーしているので未対応で使えないといった事態は稀じゃないかなーとか思ってます。
Godot4.x の導入
さっそく導入していきます。
まずは公式サイトへ飛びます。
するとこんな画面になると思いますが、いきなりバージョン選択という壁があります。
Latest(最新)のGodot4.x
LTS(長期サポート)のGodot3.x
の2通りの選択肢があります。
2023/09/29 現在はそれぞれGodot4.1.1、Godot3.5.3が最新のバージョンとなっています。
これはどちらがいいのか情報収集する必要がありますね。
バージョン選択
調べたところ、
Godot4.x は3.xに比べて
- Godot最新
- コア部分から作り直してある
- バグなども修正されている
- コードの記述に変化あり
- Tween系刷新
- 型キャスト変更
- シグナル機能の変更 ……
などなど、3.xとは根本的に結構違うみたいです。
まぁ違うからといって本当にそれが良いのかは分かりません、触ってないので!
ただ、4.xは4.xでバグがあるそうです。
まぁでもUnityだってクラッシュするときはクラッシュするしその辺はソフトウェアとして仕方がないですね。
初めて触るのに最新の4.xは怖いですし、かといって3.xだとコアから作り直してある4.xとの差が激しそうだし……。
「Tweenあるんか……」とか「シグナルってなに……?」とかは飛ばしておきます。
コードや機能が違うとなってくると、4.xはリファレンスも足りないことが予想されます。
が!
運営は4.xを作っておいて3.xを主流にしていくのか?と考えるとそうとは考えられないので覚悟を決めて4.xをダウンロードすることにします。
問題が出たらドキュメントと睨めっこしましょう!
Godot4.x のインストール
いよいよインストールに入ります。
Download Latest のボタンを押して
私はWindows10、64bitなのでこのボタンを押してDLします。
下にスクロールすると All downloads もあります。
DLが終わったら!
zipを任意のディレクトリに解凍して!
導入完了!!
そうなんです。
インストール不要です。
すごいね。
ちなみにやっぱりC#対応バージョンにしたので少し名前とか違います。
したらばあとは起動するだけです。
プロジェクトマネージャーというのが起動するのでプロジェクトを作るなりなんなりすれば完璧です。
Unity触ったことあれば手探りでプロジェクト作れると思います。
まぁこの辺りは他の有識者さんたちが情報を公開してると思うのでそっちを参考にしてください。
プロジェクトの立ち上げ
チュートリアルを作る気はサラサラありませんが、取り敢えずプロジェクトを作るだけ作ってみます。
では特に理由もなく2Dプロジェクトを立ち上げたいと思います。
これといった設定項目がないのでこのままプロジェクトをテキトーに作成します。
すると3Dプロジェクトが立ち上がります。
やったぜ
まだ焦る時ではないので、上部にある「2D」のボタンと左ウィンドウにある「2Dシーン」をクリックしてシーンを作成します。
これで2Dになったっぽいです。
Godotは細かい「シーン」という単位を入れ子のようにして作っていくらしいです。
これは良く分からないところですね。
調べておきます……。
ともあれ取り敢えずプロジェクトの立ち上げはできたのでここまでとしておきます!